Git初心者が複数人で開発するために覚えるべきコマンド(前編)

最近、知人と3人でWebサービスを開発しているのですが、
その中でGitとBitbucketを使用してソースコード管理を行っています。

その際に、よく使用しているGitのコマンドを自分のためにメモしておきます。


まず、ブランチを作成します。
作成した新しいブランチへの切り替えを同時に行うには git checkout コマンドに -b オプションをつけて実行します。

$ git checkout -b branch_name

このコマンドは下記と同じ意味です。

$ git branch branch_name
$ git checkout branch_name


ファイルの編集が完了したら、編集したファイルをインデックスに登録します。
この際、-A や -u オプションを安易につけてはいけません。
Issueに関係のないファイルを push してしまい、先輩エンジニアの方に何度も注意されてしまいました...
まずは diff コマンドで修正点を確認し、自分の意図する変更があったファイルのみを add します。

$ git diff
$ git add file_path


ファイルをaddできたら、その結果を確認します。

$ git status

add されたファイルの変更箇所を確認したい場合は、

$ git diff --cached

で確認できます。


add されたファイルが正しいことを確認したら、ファイルをコミットします。

$ git commit -m "Commit messages"


コミットログ や diff は前回紹介した tig コマンドでも確認することができます。

$ tig


さて、いよいよリモートリポジトリへ push します。

$ git push origin branch_name


push できたら pull request を送って、チームのエンジニアにレビューしてもらい master に merge しましょう。

add や commit を行う前に何度も確認を行っていて一見とても面倒ですが、コミットメッセージと関係のないファイルを push して、しかもそれを複数人が行った日には、このコードいつ何のために編集したの?わけわかめ〜 な状態になってしまうことは想像できますね...
ソースコードはみんなのもの」
という意識で慎重に作業するよう心がけましょう。(←自戒)


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